大阪市内のコリアンタウン周辺を散策した（左から）橋下徹氏、メッセンジャー黒田、寺島進

　テレビ大阪の特別番組「黒田・橋下・寺島の大阪おっさんぽ」（６月２２日・後夜６時５８分）のロケ収録が２３日、大阪市生野区のコリアンタウン周辺で行われ、元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹氏、漫才コンビ「メッセンジャー」の黒田有、俳優の寺島進が参加した。 　今年３月に橋下氏、黒田とジャーナリスト・辛坊治郎氏が大阪・日本橋を“街ブラ”する特番が放送され、その第２弾。今回は辛坊氏に代わって名バイプレーヤー・寺島が加入し、焼肉店やＫ―ＰＯＰショップなどでにぎわう鶴橋・桃谷エリアを、楽しく散歩した。 　寺島は東京出身。「ミナミの帝王」の撮影などで大阪に滞在したことはあるが、同エリア訪問は初めてだ。活気あふれる町並みに「飽きないね、“商い”だけに。楽しかったです。喜怒哀楽があり、ロケで中身の濃い一日でした」とコワモテの顔を崩した。 　寺島は橋下氏、黒田とは初対面。黒田は「役者さんだけに眼力がすごく強い。でも、開始１０分後には寺島さんをバカにしていた」と笑い、その理由を「初対面とは思えない。チャキチャキの江戸っ子って関西人はリスペクトするんです。うまくハマって、バシッと決まった。レギュラー化したらまた来てほしい」と再共演を楽しみにした。 　寺島も「芸人さんの間は天性のものがある。歌手と芸人さんは尊敬します。橋下さんも社交性のある方で、頭の回転が早いですね」と感心し「個性的なトリオ」と喜んだ。 　黒田は３月に終了したＮＨＫ朝ドラ「ブギウギ」の好演で俳優としての腕もアピールしたが、ドラマでの共演に寺島は「したいねえ」と即答し、「橋下さんはヤクザの幹部役が合いそう」とニヤリ。橋下氏は、フジテレビ系ドラマ「コード・ブルー」シリーズに寺島がドクターヘリ役で出演していることから「子どもが『一緒なの？』と放送を楽しみにしています。役者さんとは思えないテンポ」と笑顔で話していた。