特定抗争指定暴力団・池田組本部事務所の使用制限標章剥がす 岡山中央署、容疑で男逮捕
特定抗争指定暴力団池田組の本部事務所(岡山市北区田町)に張られた使用制限の標章を剥ぎ取ったとして、岡山中央署は21日、暴力団対策法違反の疑いで岡山市北区、自称アルバイトの男(61)を逮捕した。 逮捕容疑は4月22日と23日、本部事務所の玄関などに岡山県公安委員会が貼付していた標章2枚を剥がした疑い。「今のところ何も言えない」と黙秘している。 同署によると、23日に岡山市内で標章2枚が遺棄されているのが見つかり、防犯カメラ映像などから容疑を固めた。容疑者は池田組関係者ではなく、動機を調べる。 池田組を巡っては、山口組との抗争事件が相次ぎ、県公安委が2022年12月、同法に基づく特定抗争指定暴力団に指定、本部事務所などを使用禁止としている。