STU48沖侑果、卒業セレモニーで大粒の涙 中村舞とは8か月間の“喧嘩”「今では唯一無二の存在」
2018年1月に第3回ドラフト会議でSTU48に加入
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループSTU48のドラフト3期生による「STU48 ドラフト3期生 コンサート~菜の花が咲いた日~(沖侑果 卒業セレモニー)」が20日、広島県・広島JMSアステールプラザ 大ホールで開催された。 【写真】今村美月との歌唱シーン 大粒の涙を流し目を潤ませた沖侑果の姿 2018年1月に東京都・TOKYO DOME CITY HALLで行われた第3回ドラフト会議でSTU48に加入した沖。選ばれた当初「ずっとSTU48さんを希望していて、会場にいる誰よりもSTU48さんのファンだと思っているのでこれからグループに貢献できるように頑張っていきたいです」とコメントするなど初々しい姿を見せて以来、STU48に加入してからの約6年間は宣言通りグループに貢献してきた。 19年、STU48 2ndシングル『風を待つ』のカップリング曲としてドラフト3期生のために書き下ろされた『やがて 菜の花が咲く頃』からスタートすると客席は菜の花色のペンライトカラーの花畑ができた。 冒頭のあいさつでは早速、沖と中村舞の恒例の喧嘩が勃発かと思わせるトークが繰り広げられ客席からは笑いが起こったが、続いて沖と中村で披露した『思い出のほとんど』では涙を堪えきれない中村の肩を抱く沖の姿に客席は感動の渦に巻き込まれた。 後半の卒業ブロックでは同じドラフト3期生でNMB48の山本望叶がゲスト出演し、ドラフト会議の時に同じチームで披露した『思い出せてよかった』を披露した。 また『笑顔のチャンス』ではかつての瀬戸内PR部隊Season2のメンバーだった卒業生の吉崎凜子が、そして『桜の木になろう』では先日卒業したばかりの今村美月がそれぞれ出演。 今村との歌唱では今まで笑顔だった沖も緊張がほどけたかのように大粒の涙を流した。卒業セレモニーでは純白のドレスに身を包んだ沖がステージ中央に立ち『僕はこの海を眺めてる』をソロで歌唱。 信濃からの手紙では「心が折れそうになった時も一緒にいてくれて、いつも一緒にいることが当たり前になっていて卒業を聞いた時、驚きと同様で理解が追いつかなかったです。侑果ちゃんがいる間に3人で選抜メンバーに選ばれてうれしかったです。沢山待たせてごめんね。ずっとずっと待っていてくれてありがとう。もっともっと一緒にいたかったです。何かあったら夜中でも連絡してください。気持ちだけは東京に駆けつけます(笑)。これからもずっとずっと大好きだよ」とつづられた。 中村からは「初めてお手紙を書きます。喧嘩することが多く、この6年間お互いお手紙の依頼を断ってきていました。やっと書ける日が来ました。自分のやりたいことが明確で前を向いている沖ちゃんはとても輝いています。第1印象がよくなかった2人。いつの間にか沖舞と呼ばれる仲になれ喧嘩もするようになりましたが、今では8ヶ月間も口を聞かなかったこと、今更になってもったいなかったなと思っています。私たちは、いろんな感情が邪魔をして距離が近すぎたり遠くなったり、忙しい2人だったなと思います。すれ違うこともあったけど、今では唯一無二の存在です。ここまで大好きになれる人、これから先も見つからないです。私を成長させてくれてありがとう。沖ちゃんのこと大好きです。新しい世界へ、挑戦しようとしている沖ちゃんはすごいです。いつでも沖ちゃんの味方です。離れていても心は一つです。今まで本当にありがとう」とのメッセージが伝えられた。 沖のスピーチではSTU48への思いと今後の目標、そしてファンの方々とSTU48関係者への感謝と幸福を願う言葉が語られた。「最後はみんなで元気に笑顔で終わりたいと思います」と『GIVE ME FIVE!』を歌唱して全30曲のパフォーマンスを終え、同期の絆を感じさせる感動に会場が盛大な拍手に包まれる中、卒業セレモニーは幕を下ろした。