「面白い!」シニアeスポーツ教室 目的と効果は?【長野・塩尻市】
シニア世代の皆さんが楽しんでいるのは、「eスポーツ」です。塩尻市では高齢者を対象にした教室が開かれています。その目的と効果は? ■77歳女性 「あれ…どこ行っちゃった…マウスが…マウスがどっか行っちゃった」 シニア世代がパソコン操作!取り組んでいたのは…、パズルゲームです。 ■参加者(72) 「難しかったです(笑)。順番とか、組み立てていかなきゃいけないから脳の活性化になるかと思います」 塩尻市の「シニアeスポーツ教室」。65歳以上の高齢者を対象に、認知機能の維持向上などを目的として去年10月に始まりました。 こちらの男性は、この日最高齢の参加者。82歳です! ■参加者(82) 「面白いですよね。一度やって成功すると『お~』という感じがしますからね」 「これもどっか、こっちの方だね」 他の参加者にアドバイスも!このように、eスポーツは世代間交流などにも一役買うことが期待されています。 ■参加者(80) 「(eスポーツ教室に通って)気持ちが活発になりました。どこかに出掛けて何かしようと前向きになりました」 パズルゲームのほかに…某・有名ブロックゲームや… 某・有名太鼓ゲームも!67歳~82歳の24人が参加した「シニアeスポーツ教室」。 主催する市の部署は、その名も「長寿課」です! ■塩尻市長寿課・赤羽智洋 主任 「パソコンですとかゲームのコントローラーを動かすことで指先を動かしたり、画面を見ることで眼球運動になったり、生活機能の低下を防げるのではないかと考えております」 「シニアeスポーツ教室」は新年度も開催される予定ですが、市は市民それぞれで取り組むことも呼び掛けています。