実録! アカデミー賞2024の裏で起きた珍事件をレポート【後編】
現地時間2024年3月10日(日)に開催されたアカデミー賞授賞式。今年は『オッペンハイマー』が作品賞と監督賞、主演男優賞に助演男優賞など7部門を受賞、賞を制する一方で、アリアナ・グランデが4年ぶりに授賞式に現れたり、ヴァネッサ・ハジェンズが妊娠を発表したりと見せ場も盛りだくさん。そこで今回は授賞式の必見シーンを徹底レポート! 【写真】目立ったもん勝ち!アカデミー賞2024アフターパーティから直送、BLACKPINKロゼなどセレブの着用ドレスを速報
『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督、ゴジラな靴で受賞を喜ぶ
『ナポレオン』や『ザ・クリエイター/創造者』などの強敵を制して視覚効果賞を受賞したのは日本の『ゴジラ-1.0』。受賞スピーチで山崎貴監督は「40年以上前『スターウォーズ』と『未知との遭遇』を見たショックからキャリアをスタートさせた私にとって、この場所は望むことすら想像しなかった場所でした。この場所から遠く離れたところでVFXを志しているみんな!ハリウッドが君たちにも挑戦権があることを証明してくれたよ!」と語った。
授賞後のプレスルームで注目を集めたのは監督たちの足元。なんと靴のヒールがゴジラの足になっていた。こんなところに監督たちの細かいこだわりと映画を愛する心が現れていると言えそう。
アリアナ・グランデ、4年ぶりにアワードに出席
歌曲賞のプレゼンターを務めたのはアリアナ・グランデ。なんと彼女がアワードに出席するのは2020年のグラミー賞以来。今年秋に公開される映画『ウィキッド』で共演したシンシア・エリヴォと一緒にステージに登場した。
見事受賞したビリーにオスカーを手渡すとしっかりハグ。
ビリー・アイリッシュ、観客のスタンディングオベーションを受ける
大ヒット映画『バービー』の「What Was I Made For?」で2度目の歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュと兄のフィニアス・オコネル。それに先立ち、ステージでパフォーマンスを披露した。ビリーはレッドカーペットではつけていなかったピンクのリボンで髪をアレンジして登場、『バービー』らしさをアピールしつつ熱唱。 グレタ・ガーウィグ監督やバービー役のマーゴット・ロビー、アメリカ・フェレーラたちはもちろん、観客席のセレブたちからスタンディングオベーションを受けた。テレビ中継のカメラはビリーの歌声に感動して涙を浮かべるアリアナ・グランデの姿をキャッチしていた。