リーグ最多14勝でCS進出を決めた日本ハム伊藤大海 23イニングぶりの失点にも「冷静に、僕らのスタイルで最後まで戦おうって」
◇プロ野球 日本ハム2-1楽天(26日、エスコンフィールドHOKKAIDO) 日本ハムが投打でかみ合い勝利を手にし、クライマックスシリーズへの進出を決めました。この試合完投し14勝目を手にし、最多勝利に大きく近づいた伊藤大海投手がお立ち台に上がりました。 【画像】日本ハム・伊藤大海投手発案の「大海シート」 CS進出もかかった試合での先発について「そういうシーンが好きなので今日はすごく粋に感じてマウンドに上がりました」と話します。 初回、1アウト1・3塁のピンチで浅村栄斗選手にヒットを許し、先制点を奪われた伊藤投手。2試合連続完封していた伊藤投手にとって23イニングぶりの失点となりました。「入りバタバタしてしまって(田宮)裕涼と話して冷静にいこうか。あまり後手後手にならないように僕らのスタイルで最後まで戦おうって話をして、そっからなんとか立ち直ることができました」と心境を明かしました。 言葉通りその後は楽天打線を封じ、これ以上の失点を与えませんでした。その間にレイエス選手と清宮幸太郎選手がホームランを放ち、日本ハムが勝ち越しました。 「レイエスは僕の試合で7本目のホームラン。去年ファンフェスで幸太郎が僕の試合は絶対打ちますと宣言してたので、それを実行してくれました」と満面の笑み。 残り7試合と佳境を迎えたプロ野球。「1試合1試合楽しんでいる結果がそこにある。チームとしてもすごくいい形で航海を進められてると思うので、いい波に乗っていい風に乗って突き進んでいきたいと思います」と話しました。