カブス カウンセル監督が退場で敵地騒然 アクーニャのハーフスイング判定に対し抗議も 今永は動じずピンチ切り抜ける
「ブレーブス-カブス」(13日、アトランタ) カブスのカウンセル監督が退場するハプニングがあった。 【動画】ベンチからの抗議でまさかの監督退場 球場騒然 審判はき然とした態度 四回2死満塁から今永が投じた5球目。アクーニャのハーフスイングに対し、一塁塁審・バレンタイン審判の判定はノースイング。これにベンチから指揮官が何か言葉を発すると、退場を宣告された。 球場は大ブーイングに包まれ、騒然となった。今永は動じること無く2死満塁のピンチをしのぎ、スコアボードにゼロを並べた。 この日、今永は初回先頭打者に四球を与えるなど制球が定まらなかった一方、ことごとく厳しいコースをボールと判定された。四回も安打と四球で2死満塁のピンチを招き、カウント3-1となったところで監督がまさかの退場。リズムを崩してもおかしくない状況だったが、指揮官が一塁塁審に詰め寄っている間、投手コーチがマウンドに行って精神状態を安定させた。 そして6球目のストレートでアクーニャを右飛に仕留めてピンチを脱した今永。ボール判定であれば押し出しとなっていたが、キレのある直球を投げ込むメンタルの強さが際立ったシーンだった。 今永は五回もこの試合2度目のけん制しでピンチを未然に防ぐなど、5回無失点と粘りの投球。打線の援護なく6勝目の権利は得られなかったが、防御率を0・96とし、再び防御率0点台に突入した。