試合中に飯倉大樹が激怒? 終盤にエドゥアルドと言い争ったシーンを説明「あの場面で前に行ってしまうと…」【横浜】
連敗を「4」でストップ
[J1第23節]横浜 4-1 鹿島/7月14日/日産スタジアム 7月14日に行なわれたJ1第23節で、横浜F・マリノスは鹿島アントラーズを4-1で破り、リーグ戦の連敗を「4」でストップした。 【動画】鹿島戦でエドゥアルドが2得点に絡む活躍! 横浜は5月29日の第9節・柏レイソル戦以来、リーグ戦では今季2度目の4発快勝だった。そのなかで、3-1と2点リードで迎えた終盤の87分に、GK飯倉大樹とCBエドゥアルドが言い争う場面があった。 鹿島ボールの敵陣でのFKから試合が再開され、鹿島のCB植田直通が蹴ったロングボールに反応した左サイドハーフの藤井智也に、エドゥアルドの背後を取られてしまう。エドゥアルドはマークにつく鹿島のFW鈴木優磨が一時的に中盤の位置に下りていたため、それにつられて少し高い位置を取っていたのもあるが、ここは上島拓巳がカバーに入り、そして結果的には鹿島の藤井のオフサイドになったが、あわやピンチとなる場面だった。 試合後、ミックスゾーンに現われた飯倉に、エドゥアルドと何を話していたのかを訊くと、次のように説明してくれた。 「前半から優磨のところにセンターバックが行くのは徹底されていたけど、あの場面でエドゥが前に行ってしまうと、エドゥのいたスペースを藤井君が狙っているから、あの状況では行かないほうが良かったんじゃないかって。 エドゥも自分のやることをやろうと思って取ったポジションだから、俺の中では想定内。次に同じ場面はないかもしれないけど、俺もエドゥのこと、エドゥも俺のことを分かっているから、最後はお互いの擦り合わせです。あと、時間帯も考えて、落ち着かせたかったのもあります」 ちなみにエドゥアルドにも同じ質問をしたところ、「問題ないです。試合にはあること」と笑顔で語っていた。 取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)