【光る君へ】佐々木蔵之介が思う宣孝の求婚「用意してきたわけではないと思うんです」
思いを伝えるために越前に来たのではない
俳優の佐々木蔵之介が16日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）で演じる藤原宣孝が、まひろ（吉高由里子）に求婚した背景についての自身の考えを同ドラマの公式HPの人気企画「君かたり」で明かした。同企画は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。 【写真】「確かに目がすわってる」「色々おかしw」 吉高由里子＆ファーストサマーウイカの2ショット まずは宣孝のまひろへの告白シーンについての考えを説明した。 「思いを伝えに越前に来たのではないとは思っています。越前に来てある光景を見て、その時に為時さんもいなくて2人になってしまって話をしていて、久しぶりに会ったまひろに対して話しながら、食事をしながら琵琶を聴きながら心が動いていったという感じですかね。用意してきたわけではないと思うんですけどね」 宣孝のまひろへの思いをどうとらえているのか。 「途中の話の中で実資さんを薦めてみたり、為時さんに『宣孝殿の息子はどうだ』と言われて全面的に阻止して拒否しているんですけれども、そういう状況もありつつ、あくまでも立ち位置的、心情的にはそういうところだったのですが、為時さんが越前守になってまひろが一緒に行くとなって、いつものように会話している時に、ふと『ん？ なんか、そうなってしまうとどうなるのかな？』という思いがあり、実際、離れて会わなくなると今までは意識していなかったものが、何だろうこの喪失感とは言わないですけど『何だろうこれ』というのは思っていたのかもしれない。それで越前に来て会って話して変わらず、彼女の自由な気持ちであるとか、そういう発想に触れて、『こんな気持ちを久しぶりに味わったな。また違う世界を見せてもらったな』とセリフにもあるんですけど、そんなふうに感じて心がゴロゴロゴロっと動いていったというふうに、自分はあの会話の中でドラマが起こっていったと思っています」
ENCOUNT編集部
