バリ島で台湾国籍103人拘束 サイバー犯罪の可能性を調査
デンパサル、インドネシア、6月28日 (AP) ― インドネシア入管総局は6月28日、リゾート地バリ島の別荘を家宅捜索、サイバー犯罪などの疑いで台湾国籍の男女103人を拘束した。 入管当局によると、女12人と男91人の合計103人は、ビザや滞在許可証を不正に使用した罪で拘束されたが、サイバー犯罪の可能性も疑われている。 入管当局は26日、バリ島タバナン地区にある別荘を家宅捜索、パソコンや携帯電話を押収した。押収されたパソコンや携帯電話の数から、サイバー犯罪の可能性と国際組織とのつながりが調べられている。 サイバー犯罪の場合、ターゲットがマレーシアにいるとされることから、インドネシアではサイバー犯罪の実行犯として起訴することはできないという。 103人は国外追放処分を受ける。 (日本語翻訳・編集 アフロ)