Sareeeを攻める林下詩美

　女子プロレス「マリーゴールド」の林下詩美（25）が、米WWEのスーパースター、イヨ・スカイとのシングルマッチ（7月13日、東京・両国国技館）へ決意を示した。 【写真】イヨ・スカイから対戦要求のメッセージが送られた詩美 　23日の新木場大会では6人タッグ戦でSareeeと激突。最後は自軍のCHIAKIがSareeeに敗れ、悔しげな表情を浮かべた詩美は「Sareeeとはいつかシングルマッチでボコボコにしてやる。エースとか言ってるけど、マリーゴールドのエースは林下詩美だ。絶対に負けない」ときっぱり。「両国でイヨさんとの試合も決まっているので、ここからさらにギアを上げていきますよ」と拳を握った。 　前夜の古巣・スターダム代々木大会では、詩美がリーダーを務めていた「クイーンズ・クエスト（QQ）」が、極悪ユニット「大江戸隊」と「最終敗者以外4人ユニット追放イリミネーションマッチ」で対戦。最後に敗れたのは新リーダーの上谷沙弥で、その他4人が強制追放となったQQは事実上の解散となった。 　詩美は言葉を選びながら「SNSで結果は確認しました。自分がいたところがそういった結果になってしまったのは、もちろん悲しいことではあります。でも今の自分は違う立場なので自分がどうこう言うことではない」とした上で、「ただ、みなさんそれぞれの道を頑張ってほしいですね」と遠くを見つめた。 　くしくも両国で対戦するイヨはQQを立ち上げた元祖リーダーだ。詩美は「今回のイヨさんとの対戦は元リーダー対決なんて言われてるんですが、こういうことになりましたし、それはもう気にしないでもいいのかなって。林下詩美個人としてイヨさんにぶつかる。より一層燃えてます」と語気を強めながらも、再び物思いにふけっていた。