【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント（FA）となっているテオスカー・ヘルナンデス外野手は、フアン・ソト外野手を獲得できなかった球団から注目を浴びている。ドジャースは打線の主軸を失うかもしれない。米メディア『ドジャース・ネイション』のマレン・アングス記者が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　ソトがニューヨーク・メッツへの移籍が決まったことで、ドジャース、ボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキースの4球団が興味を示している。ソトの獲得を逃したことにより、どの球団もヘルナンデスへの熱が高まっている。 　今オフのFA市場は高額となっているため、ヘルナンデスの契約金も高額となるだろう。当初は3年総額7000万ドル（約105億円）の契約とみられていたが、現在は4年総額8000万ドル（約120億円）を望んでいる可能性が高い。 　ヘルナンデスの争奪戦が起きている状況について、ドジャースのアンドリュー・フリードマン球団社長は「答えにくいが、彼は本当に素晴らしい1年を過ごした。私たちは信じているが、もし彼が他球団と契約すれば、彼の幸運を祈るしかない。個人的には彼が幸せになることを願っているが、プロとしてはそう思わない」と言及した。