『ライオンの隠れ家』とVaundyの関係こそ「ベスト」!! ドラマ関係者が“次なる主題歌”を探す意外な音楽番組
12月20日が最終回。柳楽優弥(34=写真)主演のTBS金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』は「最良、ベストの関係ですよね」と、スポーツ紙芸能担当デスク制作会社はこう続ける。 大泉洋も顔負け? 柳楽優弥が見せた“バラエティーの顔” 「ドラマが話題になって、主題歌も話題になる。主題歌が人気になることで、ドラマ人気も高まっていくという相乗効果が得られる。秋ドラマの中で、それが一番うまくかみ合ったのが『ライオン』でしょう」 今年のNHK紅白歌合戦にも出場するVaundy(24)が歌う主題歌『風神』は、12月18日公開のビルボード・ジャパン・ホット100で前回20位→16位に。『ライオン』も13日放送の第10話で番組最高の世帯視聴率を叩き出すなど上昇ムード。レビューサービスFilmarksでの評価も5点満点で4.2と、秋ドラマの中ではトップクラスだ。 「エンディングで『風神』が流れるだけでグッと来ちゃいますよね。Vaundyさんは今やドラマ、アニメ、CM曲も手がける、押しも押されもせぬヒットメーカー。当面は引っ張りダコでしょう」(広告代理店関係者) 確かに、どんなにいいドラマでも主題歌がイマイチだと《内容と曲が合っていない》などと評価が下がることもある。 「寝ても覚めてもドラマのヒットを願っている制作サイドにとって、やはり人気のアーティストに楽曲を提供してもらいたいというのが本音です。でも、売れっ子になってしまってからでは争奪戦でしょ。そうなる前に先物買いで、ブレーク寸前のアーティストをチェックしておくわけです。その点、テレビ朝日の音楽バラエティー番組『EIGHT-JAM』(日曜夜11時15分)あたりは、意外と参考になるんですよ」(ドラマ制作会社プロデューサー) 「関ジャニ∞」改め「SUPER EIGHT」の冠番組で、グループの改名に伴って番組名も『関ジャム』→『EIGHT-JAM』に。 「番組の名物企画に『プロが選ぶ年間マイベスト10』というのがあって、2024年分は年明けの1月12日に放送されます。特に、その“プロ”の1人として毎年必ず出演する音楽プロデューサー・蔦谷好位置さんの選曲が注目なんですよ。蔦谷さんは、米津玄師さんが世間一般に広く知れ渡る前から『マイベスト10』に挙げていたし、Mrs.GREEN APPLEもそう。藤井風さんとか、それこそVaundyさんも。ブレーク一歩手前のアーティストをチェックしておくのに非常に参考になるんです」(前出のドラマ制作会社プロデューサー) ドラマが先か主題歌が先かはさておき、2025年は“次なるVaundy”が現れるか。