脱原発は本当に可能なのか? 元総理・菅直人に聞く 【インタビュー(4)】
THE PAGEは先月、生放送番組「<THE PAGE 生トーク>菅直人に生で聞く 吉田調書、メディア、原発」を放送。番組では、菅直人氏が「脱原発の可能性」について語りました。今回、その部分のアーカイブ動画を公開します。 インタビュアーのジャーナリスト・武田徹氏の質問に答えて、菅氏は、「昔は原発を肯定的に捉えて、私自身も現在の安倍総理のように、外国の首脳に対して原発を輸出するためのトップセールスを行っていたが、3月11日を機に認識を改めた」と説明。民主党が野田政権のときにかかげた「30年代に原発ゼロ」という目標ついては、「ゼロという数字は非常に意味がある。目標がはっきりして、大きな投資をしなくなる」と語った。 また、菅氏が総理時代に策定した「固定価格買い取り制度」によって、原発を太陽光発電等の再生可能エネルギーに置きかえることができるとしつつ、電力会社が再生可能エネルギーの買い取りを中断する動きが出ていることについては、「電力会社は、再生可能エネルギーを止めて、原発を進めようとしている」と語った。