【韓流ドラマの名作】セクシーな姿にメロメロ!2PMジュノ主演『赤い袖先』の見どころは?
朝鮮後期の最高の王と称される22代王の正祖ことイ・サン。改革政治に取り組み、政治・経済、科学に文化といった様々な分野で業績を残しました。今回は、ジュノがイ・サンを演じて大ヒットしたドラマ『赤い袖先』を紹介。 【写真】『赤い袖先』ほかイ・サンの時代のドラマ3選
歴代で一番ロマンティストな正祖にメロメロ! 『赤い袖先』
『赤い袖先』は、正祖(チョンジョ)イ・サンが一途に愛した女官との愛の話を中心に繰り広げられる、人気小説を原作にしたロマンス時代劇です。 父親の悲惨な死を目の当たりにし、世継ぎとして厳しく育てられたイ・サン。孤独で過酷な人生を生きる中で、はつらつとした賢い宮女ドギムと出会い愛を感じていきます。王と宮女として二人は何度も窮地を乗り越え、強い絆で結ばれるも、ドギムは自分の人生を守るために王からの求愛を拒み続けます。 このドラマでは、この時代に、愛以上に宮女としての矜持、自分のアイデンティティにこだわり抜くヒロイン像が描かれていて新鮮です。 そしてとにかく、イ・サンを演じたジュノがかっこいいこと~。鋭敏で若々しく覇気のある青いカリスマが感じられる聡明な王世孫(ワンセソン=孫の世継ぎ)。序盤はツンデレ炸裂で、そこから、厳しさに堪えた中に潜む激情、苦渋に満ちた表情、愛を拒まれて傷ついた表情など、繊細な演技を披露して女性の心をわしづかみにしています。
手つきのセクシーな描写がよく出てきて、メロフィンガー、また激怒する姿がセクシーということで激怒セクシーなどニックネームがたくさんついたほど、歴代で一番ロマンティストな正祖と言われました。 萌えキュン、切ないポイントもたくさんありますが、ラブストーリーにとどまらず、それぞれの宿命を生きなければならない人々が運命にあらがっていく姿が細やかに描かれ、切ない愛をどう叶えていくのか、二人の思いが胸に迫ってくる深く余韻の残る作品です。 ■U-NEXT配信中 TEXT BY CHIKAYO TASHIRO 田代親世 韓流ナビゲーター 韓流解説、韓流イベント司会の第一人者。公式サイト「田代親世の韓国エンタメナビゲート」やYoutube「ちかちゃんねる☆韓流本舗」「韓ドラ・マスター親世と尚子の感想語り」などで韓流情報を発信しているほか、会員制のコミュニティ【韓流ライフナビ】を主宰。ツアーやイベントを企画・開催している。