【皇后杯】MVP高田「チームの殻が破れた」デンソー悲願の初優勝 ENEOSの11連覇を阻止
◇第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会決勝 デンソー 89-56 ENEOS(17日、国立代々木競技場第二体育館) 【画像】「高田選手に初優勝を」馬瓜エブリン 1年間の休養を経てデンソーで現役復帰 バスケットボール女子日本一を決める皇后杯が17日、WリーグのデンソーとENEOSによる決勝が行われました。 8度目となった同カードでの決勝は、デンソーが89-56でENEOSをくだし、悲願の初優勝を達成。デンソーがENEOSの大会11連覇を阻止するかたちとなりました。 試合はENEOS・渡嘉敷来夢選手のファーストシュートから始まりましたが、終始デンソーの勢いが止まりませんでした。 デンソーの高田真希選手は21得点6リバウンド5アシストをマーク。チーム最高級の活躍を見せ、大会MVPに輝きました。 デンソーに入団後、初タイトルとなった高田選手は「こういうの(優勝)を1つ経験するとチームの殻が破れたのかなと思うんですけど、これに満足することはなく、みんなそれぞれ今日も課題はあるのでそれをしっかり持って、もう1回リーグ戦戦い抜きたいなと思います」と喜びを感じつつも、今後に向けて意気込みを話しました。 また、デンソー・馬瓜エブリン選手は「恒例のやつやってもいいですか!?女子バスケットファンのみなさん、すべてのバスケットボールファンのみなさん、また新しい歴史つくりましたー!!」と会場を沸かし、「自分たちがこうやって一番になったからといって、自分たちがチャレンジャーであることにはまったく変わりはありません」とコメントしました。