同居女性が殺害され雑木林に遺棄…カメルーン人の男に検察が『無期懲役』を求刑「高額な現金に目がくらんだ犯行」
奈良県で介護職員の女性を殺害し現金3000万円を奪った罪などに問われた男に対し、検察は無期懲役を求刑しました。 起訴状によりますと、カメルーン国籍のフォルゲ・ムンヤ・フィデル被告(31)は、2021年7月、奈良県大和郡山市で介護職員、笹岡順子さん(当時56)を殺害して現金およそ3000万円を奪い、遺体を奈良市内の雑木林に遺棄した強盗殺人や死体遺棄の罪などに問われています。 28日の裁判で検察は「被害者は被告人の生活の面倒を見るなど何ら落ち度はなかった。高額な現金に目がくらんだ犯行で、くむべき点はない」などとしてフィデル被告に対し無期懲役を求刑しました。 判決は6月4日に言い渡されます。