横浜市の保留児童１６９１人 利用申請者数、利用児童数ともに過去最多 待機児童は５人
横浜市は１５日、希望する保育所などに入れない「保留児童」が４月１日時点で１６９１人だったと発表した。利用申請者数は過去最多だったが、保育ニーズの高い１、２歳児の受け入れ枠の確保などの取り組みを進め、前年度からは６４人減った。待機児童は５人減の５人だった。 【写真】保留児童の状況について説明する横浜市こども青少年局の職員 市こども青少年局によると、就学前児童数は年々減っているものの、利用申請者数は７万４７０５人、利用児童数は７万１３７８人でいずれも過去最多だった。育休延長希望者１６３６人は延長に必要な保留通知目的で申請しているため、市はこれを除いた数を保留児童と定義している。 保留児童を年齢別で見ると、共働き世帯の増加などを背景に、１、２歳児が全体の約７６％を占めた。
神奈川新聞社
