田中将大、中日移籍の可能性は…高木豊さん、候補球団の適性を語る「球場が広い分…小山伸一郎コーチがいるから『行きやすい』」
大洋(横浜、現DeNA)、日本ハムでプレーした元プロ野球選手の高木豊さんが27日、自身のYouTubeチャンネルで楽天の田中将大投手が保留選手名簿から外れ、退団することが決まったことについて移籍先として浮上している球団のうち日本ハム、中日、ヤクルトとの適性について持論を展開した。 ◆里田まい、田中将大に”家族ショット”の熱烈エール【写真複数】 日本ハムについては高校時代に駒大苫小牧高(北海道)に在籍し、甲子園を沸かせたことから「北海道の人にものすごくインパクトを残した。(地元の)ファンがまた見に来てくれる、応援してくれるというのはある」と指摘。 中日について外野グラウンドが広い本拠地バンテリンドームナゴヤについて触れ、「球場が広い分、思い切って投げられる。中日は集客力が戻ってきている。スター選手を取ることは考えられないことではない」とした。さらに楽天で現役時代から同僚だった小山伸一郎投手コーチが今オフに楽天から中日に移籍したことから「行きやすい」としたもの、楽天時代にバッテリーを組んだ嶋基宏ヘッドコーチがいるヤクルトについても「声をかけやすいといえばかけやすい。ただ、それだけで採用するのは安易すぎないか」とも語った。 田中は日米通算200勝まであと3勝に迫っているが、今季の1軍登板はわずか1試合。「ローテーションに入って、たとえ負け越したとしても(来季も)投げられると分かっていれば取りやすいけれども。その辺りがネックになっている」とした。
中日スポーツ