【天皇賞・春】状態は高水準! タスティエーラが盾奪取で復活へ
第90代日本ダービー馬タスティエーラが堂々と復活を果たす。 前走・大阪杯は好位からまったく伸びず11着とまさかの惨敗。不可思議な敗戦に見えたが、後日、「輸送後にカイ食いが落ちた」と陣営から発表があった。有馬記念6着も直線で不利があったもので、ここ2戦は力を出し切れなかった。 状態はOK。追い切りの動きはダービー時と同等、高水準のものだ。18日にWコースで6ハロン82秒8、ラスト1ハロン11秒0をマークし、24日の最終調整は坂路。「余力を持ってこなせていたし、動きも良かった。ひと叩きしたことで去年の菊花賞(2着)よりもいい印象を持っている」と、堀調教師が好気配を伝える。 菊花賞上位組が好結果を残す春の天皇賞。母父に02年春天覇者マンハッタンカフェを持つことからも、16ハロンへの適性は申し分ないだろう。〝マジックマン〟モレイラとともに復活の盾奪取だ。 〝究極の3連単〟は1着にタスティエーラを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)