キャサリン妃41歳、皇太子妃の「完璧なロイヤル・ブラック・スタイル」を解剖
11月12日の日曜日、英国では恒例となる重要な行事、戦没者追悼式典が行われました。生前のエリザベス女王然り、王室の皆様にとってマストのイベントで、キャサリン妃もご結婚以来ほぼ毎年出席されてきました。 【画像で解説】キャサリン妃の愛用ブランド「マックスマーラ」グループのコートを全部紹介! この時のドレスコードは、黒やネイビーといった、いわゆる喪装に近いスタイル。とはいえジュエリーなど華やかなアイテムも着用するのが英国王室です。昨年エリザベス女王が逝去、皇太子妃となられて2年目のキャサリン妃は、ブラックファッションで出席。お洋服に始まり小物選び、そしてフォーマルシーンでお着けになったジュエリーにも注目です。 やはりというべき、女王への敬意・追悼が感じられるだけでなく、今回ジュエリーに関して驚きの真相も発覚したんです……。 やっと寒くなり冬コートも欲しくなってきたこの頃、参考にしやすい黒のコーデ。そしてエリザベス女王所有のロイヤルジュエリーについての新事実もご紹介します!
プリンセス12年目、貫禄のブラック・スタイル
こちらが、追悼式典でのキャサリン妃ファッションでした。黒地に、ミリタリーのユニフォームを思わせるようなデザインのコートは、鉄板ブランドのキャサリン・ウォーカーのビスポーク。実は、2019年の同行事で初お披露目されたもので、今回2度目となる着回しです。 一枚で十分にスタイルのあるコートなので、ともすればお堅いイメージにもなりうるところを、エレガントで皇太子妃らしく、貫禄すら感じさせるコーディネートになっています。コートのデビュー時のコーデと比較すると、印象の違いがより分かりやすいでしょう。
4年目は、コート+小ぶりサイズのお帽子&ジュエリー
同じミリタリー調コートに、異なるお帽子を合わせているだけで、全体のバランス、ひいては印象も大きく異なります。 こちらはベレー型をベースに、装飾とネットが施されたデザインで、若々しさがあり、カジュアルな印象も。サイズが小ぶりなので、帽子の印象よりコートのミリタリー色が強く感じられるコーデに仕上がっています。 エリザベス女王が所有されていた、パールとダイヤモンドのドロップ型イヤリングを含め、この頃は小物がどれも小さめというのが特徴的です。 お帽子のサイズが大きくなり、また形も帽子型でツバが大きくなればなるほど、落ち着きが出て、なおかつエレガントに見えます。4年の月日が経過した今年のキャサリン妃コーデは、合わせる小物がどれもビッグサイズと、明らかに自信に満ち溢れた皇太子妃スタイルに変貌したのです。 では、コーデのアクセントとして重要な役目をしているお帽子ですが、実はウィリアム皇太子にゆかりがあるんです。