【精神科医が教える】年をとって友人が少なくなる寂しさが吹き飛ぶ方法・ベスト1
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります! ● 人と会う機会が だんだん減ってくる 今日は「寂しさに慣れておく」という重要なテーマについてお話しします。人は年齢を重ねるにつれて周りの人が少なくなりやすく、寂しさを感じやすくなります。 子どもの頃や学生時代は学校に集まるので、自然と友だちに囲まれる機会が多いものです。 ところが大人になると家庭や仕事に時間をとられ、意図的に友人関係を維持しないと、人と会う機会が減っていきます。そして高齢になると、さらに人との接点が少なくなってきます。 ● 1人で生活を楽しめるように このような状況に備えて、日頃から寂しさに慣れておくことが大切です。 具体的には、自分1人だけでも生活を楽しむことを前提にするのです。 誰かと会えたら、それはプラスアルファの幸せだと感じられるように意識しておくことです。 ● 幸福感を得られやすくなる 1人きりでも充実して過ごすことを前提に行動してみることをオススメします。 この方法をデフォルトにしておくと、人との接点が生まれたとき、それがすべてプラスの要素として感じられますから、幸福感を得られやすくなります。 一方で、多くの人間関係を当たり前の大前提にしていると、それが減少したときにはマイナスに感じてしまい、寂しさに耐えられなくなる可能性があります。 ● 寂しさを感じにくいライフスタイル 若いうちから1人で楽しめるライフスタイルを確立し、そこに数人の親しい人との交流を加えることで、時間が足りないと感じるくらいの充実した生活をつくり上げることができます。 人生において、いずれ寂しさを感じる時期が訪れるかもしれません。 しかし、基本的に1人でも楽しめる生活に慣れておくことで、将来的に人間関係が減少しても、人生を通して寂しさを感じにくくなるのです。
精神科医 Tomy