田川寿美、白い着物で涼しく見せたい……帯の柄はなんとアイスクリーム!?
懐かしの昭和歌謡から『海猫』(八代亜紀)を歌った山西アカリさん。 「八代亜紀さんが旅立たれて2ヶ月後に、ある歌番組で、この曲を歌いました。練習する際に、八代さんが歌う『海猫』の動画を見ると自然と涙を流してしまいました。本番では八代亜紀さんに歌声が届くようにと心を込めて歌いました。足元にも及びませんが、残してくださった名曲を歌い継いでいきたいと思い、選曲させて頂きました」 最新曲『紀ノ川よ』は、ふるさとの和歌山県に流れる“紀ノ川”の絆を描いた力強い演歌です。 「上京して11年が経ちます。ふるさとへ帰るとき、鉄橋の上から紀ノ川を見るたびに、早く恩返しをしたいと思います」
イルカショーが大好きで、よく水族館へ出かけるという山西アカリさん。 「SNSで動物の写真を見ることが癒しのひとつなのですが、直接見たい!と思って、八景島シーパラダイスに行きました。イルカショーの映像を観ていて、いつも泣いてしまうのですが、生のイルカのショーはさらに感涙し、動物や魚たちを見て癒されました。なんでこんな色や形をしているのだろう? この姿になったのはどういう意味があるのだろう? と不思議がたくさん沸いて、その発見も楽しいです。これからもっといろんな水族館、動物園を巡りたいと思っています」
2010年に発売されて、いまも多くの演歌ファンに愛されている名曲『北の港駅』を披露した田川寿美さん。 「この曲は、いまは亡き恩師、鈴木淳先生の作品です。私が13歳のとき、鈴木先生の奥様で、作詞家の悠木恵子先生に見出されて上京し、鈴木先生の元でレッスンを受けました」 デビュー当時、トークが苦手だったという田川さん。 「歌とトークの切り替えができず、自然なおしゃべりができず、ぎこちなかったのですが、やっといまでは自分が出せるようになりました」 新曲『悲しいめぐり逢い』は、等身大の自分で歌えると田川さんは言います。 「作曲家の幸耕平先生が『令和の時代に新しい風を…』とポップス調の歌謡曲を作ってくださいました。歌手になって33年が経ちますが、いままでにない曲です。演歌は演じながら歌いますが、等身大の私を、そのまま自然体で歌える曲に出逢えて、とても幸せです」
大月みやこさんから贈られたという白い絽(ろ)の着物で登場した田川寿美さん。 「あ、可愛い柄の帯ですね!」と帯のデザインに注目した中山秀征さん! 「夏をイメージして、スイカやキウイ、後ろはアイスクリームがデザインされているんです。少しでも涼を感じていただこうと思って(笑)」 そんな田川さんにも悩みがあります。それは断捨離ができないこと。同居の母親がもったいない精神が強すぎて、ものが減らせずに困っているそうです。 「いつか着る、いつか使う、そう考えていたら、ものが溜まる一方になるんですね。でも、こんな可愛い帯があると、なかなか手放せませんよね(笑)」