『虎に翼』ついに家庭裁判所が発足、飾られた一枚の絵に寅子も視聴者も驚き「花岡さんの思い出が沢山」
伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)第55回が14日(金)に放送された。 【写真】寅子と直明、ほか『虎に翼』第55回場面カット【5点】 12月になっても、家事審判所と少年審判所の合併は進まず焦る寅子(伊藤沙莉)。そこで寅子は、「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして活動する弟・直明(三山凌輝)に賭けてみることに。すると、寅子の思惑通り学生たちのキラキラした眼差しはおじさんたちに効果てきめん。直明の「お二方の所属する組織が団結すれば、より多くの子どもたちを救うことができます!」という真っ直ぐな言葉に、ようやく二つの審判所の合併の話がまとまったのだった。 12月31日、猪爪家も総出で駆けつけ事務所づくりを進める。最後に多岐川が「滝藤賢一)が「仕上げだ」と持ってきたのは、花岡の妻・奈津子(古畑奈和)が書いた一枚の絵。そこには、手渡されたチョコレートが小さな子どもの手に渡る様子が描かれていた。 寅子が花岡に手渡した半分のチョコレートは、きちんと子どもたちの手に渡り、「チョコレートのおかげで久しぶりに家族が笑顔になれたんです」と奈津子の心に残り続ける幸せなひと時となったのだろう。多岐川は「彼の死を非難して、怒り続けなければならん」と、法律が存在する意味を忘れないためにこの絵を飾ったのだ。 SNSでは「寅子がくれたチョコレートも邪心なく絵のモチーフにする奈津子さん。人格者だ」「花岡さんは皆んなに慕われてたんだなぁ。どこに行っても花岡さんの思い出が沢山だね」「あれが家庭裁判所に飾られる意味はとても深いと思う」「法律の本質はあくまで人を幸せにするものだという多岐川さんの思いが伝わってくる絵でした」など、様々な声が寄せられていた。 来週は第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」が放送される。予告にはよねの姿も。寅子との仲は戻るのか、期待したい。
ENTAME next編集部