【新日本】またもKENTA節「足立の分際でよく東京武道館なんてでっかいもん背負ったな!」
<新日本プロレス:東京武道館大会>◇5日◇東京・東京武道館(足立区) 第1試合のタッグマッチでザック・セイバーJr.&藤田晃生が、KENTA&外道と戦い、6分20秒、藤田がAbandon Hope(アバンドン・ホープ、ブレーンバスターの体勢で抱え上げた相手をそのまま顔面からマットにたたきつける技)で外道を仕留めて勝利した。 負けたKENTAはバックステージでまず、この日の試合会場、東京武道館をこき下ろした。「ふざけんな、何だここ? どこだここ? 東京かこれ? 足立だろ! 何回も言ってんだろオレ、足立は東京として認めてねえっつんだよ! ふざけんなよ、何、足立の分際でよく東京武道館なんて、でっかいもん背負ったな! お前ふざけんなよ!」と千鳥ケ淵にある日本武道館ではなく、足立区の少し控えめな東京武道館を“ディスり”まくった。 さらにKENTA自身の出身地、埼玉・草加市に言及し「(足立区は)草加みてえなもんだろ、すぐそこなんだからよ! なんでここだけ東京なんだよ。何が東京武道館だ、ふざけんな!」と叫び、目の前にいたふくよかなTVカメラマンに向かって「お前、太ってんな! お前どこ出身だよ?」と質問。カメラマンが偶然、足立区出身だと聞くと「ふざけんなよ! 足立かよてめえ。地元ここ? なじみ深いの? 認めねえから。お前が足立だろうが何だろうが、関係ねえから。草加だろ、ここ! 草加だろ? 草加だろ?」と詰めよった。 カメラマンが“足立は草加とは違う”という言動を見せると「ああ、すごいこだわり! 今までで一番こだわり持ってるよ、地元に。ふざけんなよ! ここ草加じゃねえのかよ。草加みてえなもんだろ! 川、越えたら。ふざけんなよ!」とさらにいらだち、今大会が内藤哲也、BUSHIの地元凱旋(がいせん)大会と銘打っていることにも難癖をつけた。 「何でオレだけ“地元凱旋”って打ってねえんだよ。何でだよ。地元だろ、ここ! 地元だろ? ふざけんなよ! 何なんだよ、その足立に対するプライド! 足立が東京のランクの一番低いところだからな」と足立区が“東京都最下位”だと主張した。 その後、KENTAはふと「ちょっと待って、オレのG1って終わったの?」と敗退が決定したG1クライマックスにも触れ「(敗退するのが)早っ!、早っ! いいや、地元凱旋でもないし。こんなクソみたいなところに何の思い出もないし」と述べ、続けて「オレのG1終わったの? でもな言っとくけどな、まだまだオレ、海外での試合も決まってるし。オレの夏、まだ始まってすらいねえよ! ここから駆け抜けていく。しっかりお前、見届けとけよ」とカメラマンにアピール。 「しっかり見届けとけ」「オレがいない夏、寂しいよな」などと言いながらTVカメラのマイクに「チュ、チュ」とキス。最後に囲んだメディアを見渡して「『早く帰れ』と思ってるでしょ? ここにいる全員が。帰るよ、こんなとこ地元でも何でもないし。足立はやっぱりオレは東京として認めてないから」と話し、最後の「チュ」をして去っていった。