「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」史上最強の“槌手王”ヘルム王と「二つの塔」の関係が分かる映像披露
12月27日公開の長編アニメ映画「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」の特別映像(槌手王ヘルム編)が披露された。 同作は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となる長編アニメーション映画。J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部である、ローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませて描くオリジナルストーリーが紡がれる。監督を務めるのは、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治。 同作の舞台は、実写映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(2022)から200年前の騎士の国ローハン。セオデン王の先祖に当たるエオルの血統を継ぐヘルム王が統率する時代が描かれている。 特別映像では、「二つの塔」のサルマン軍とローハン軍が戦う角笛城の合戦シーンも収録されており、映像の冒頭では絶望していたセオデン王が栄光ある死のため、ローハン民のために反撃する名場面が収められている。「槌手(ついしゅ)王ヘルムの角笛が峡谷に響きわたる! 今を最後として」とセオデン王の名言に刻まれているように、200年後のローハンにヘルム王の歴史が存在していることがうかがえる。ちなみに、角笛城の城内へ入る入口階段右手に立っている石像はヘルム王で、その手にはハンマーが握られ、伝説として語り継がれているにふさわしい出で立ちをしている。角笛城での戦いやヘルム峡谷の由来が明かされる「ローハンの戦い」は、「二つの塔」とのつながりが色濃くあることが分かる。 「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」は12月27日全国公開(吹き替え・字幕版を同時公開。一部劇場をのぞく)。通常版のほか、ラージフォーマットのドルビーシネマ、4D、IMAXでも上映される。