中国配車最大手の滴滴、2四半期連続で黒字-売上高も増える
(ブルームバーグ): 中国最大の配車サービス会社、滴滴グローバルは2四半期連続で利益を計上した。香港上場を検討している同社にとって追い風となった。
滴滴が29日発表した7-9月期の決算は、純損益が9億2900万元(約193億円)の黒字。前年同期は赤字だった。
売上高は前年同期比5%増の539億元。ブラジルやメキシコを含む国際事業の総取引が20%増えた。
滴滴の株式は現在、米店頭(OTC)市場のみで取引されており、2021年の新規公開価格(IPO)価格14ドルを大幅に下回ったままだ。香港取引所への上場を目指しているものの、時期はまだ分からない。
原題:Didi Again Records a Profit While It Prepares for Hong Kong IPO (抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Bloomberg News