KO勝ちの小林愛理奈が小林愛三にOFGMでの対戦をアピール。愛三も「私もやりたいと言いに来た」【RISE175】
「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が王座戴冠後の初戦で初参戦のワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP)に2RでKO勝ちを収めた。試合後にはリングサイドで試合を観戦していた前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)にオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)での対戦をアピール。愛三も「やりたいと言いに来た」と応じ、2人の対戦が決定的となった。 小林は2022年5月に宮﨑小雪の持つRISE QUEENアトム級(-46kg)王座に挑戦も判定負け。しかしその次戦の11月から連勝を重ね、昨年11月にはerika♡の持つRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座に挑戦し、2RKOで勝利を収め、ついに王座を獲得した。2022年12月には女子初のオープンフィンガーグローブマッチに臨み、平岡琴に勝利を収めている。
この日の対戦相手のチンロンは18歳だった2018年にKrushに参戦し、壽美に判定負けを喫しているのだが、2019年にはONE Championshipにも参戦。昨年4月にはKNOCK OUTに参戦し、ぱんちゃん璃奈の復帰戦の相手を務めた。「妖精」と呼ばれるほどの可憐な容姿もあり、カード発表後から日本でも人気が急上昇。試合では壮絶な打撃戦を繰り広げた末に0-2の判定で敗れたが、再来日が期待されていた。 チンロンと小林は身長差が公式発表で15センチあり、試合についてはこの身長差が焦点となっていた。 1R、ともにオーソドックスの構え。互いの右ストレートが交錯。チンロンはワンツー、小林は右ロー。チンロンは右ロー、前蹴り。詰める小林にチンロンは右ストレート。小林は右ロー、左ボディー。チンロンは前蹴り。小林の右ローにチンロンはパンチを出すが小林はかわし、右ボディー。チンロンはワンツー、そしてヒザをボディーに。小林は右ロー、右インロー、前蹴りをボディーに。そして踏み込んで左ボディー。
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