「光る君へ」10分遅れ第17話視聴率10・1% 次回予告にネット騒然「きゃー!」「言ったよね?」
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第17話が28日に放送され、世帯平均視聴率が10・1%となったことが30日、分かった。今回は28日投開票された衆院3補欠選挙速報の影響で、10分遅れの放送スタートとなった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 初回は12・7%。1963年「花の生涯」からの大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては1989年「春日局」の14・3%を下回り、歴代最低の数字でスタート。第2話は12・0%。第3話は12・4%。第4話は11・3%。第5話は11・7%。第6話は11・0%。第7話は10・9%。第8話は10・8%。第9話は11・2%。第10話は10・3%。第11話は11・4%。第12話は10・6%。第13話は10・9%。第14話は10・8%。第15話は10・7%。第16話は10・5%。今回は今回は前回から0・4ポイント減。個人視聴率は5・8%。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、10年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の長編小説とされる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第17話は「うつろい」。一命をとりとめたまひろ(吉高)。乙丸(矢部太郎)から道長(柄本)が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は民を救うべく疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。その頃、道隆(井浦新)は体調を崩し衰弱し始める。定子(高畑充希)は兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。対する詮子(吉田羊)は…。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる…という展開だった。 次回予告では、のちにまひろの夫となる宣孝(佐々木蔵之介)が「打てば響く、良い女になったのう」とつぶやく場面も。これまでは男女の仲が想像できない2人だったが、まひろを意識し始めたような発言にネットでは「まひろのこといい女って言った?言ったよね?」「宣孝さまどうなっちゃうの?!」「きゃー!惚れるー!」「『いい女になった』って言ってたのが気になってドギマギしてる」「求婚モードくるか」など騒然となっていた。
報知新聞社