オリックス・曽谷龍平、八回途中1失点 今季3戦3勝の〝楽天キラー〟が弘前で躍動
(パ・リーグ、楽天ーオリックス、12回戦、2日、弘前)オリックス・曽谷龍平投手(23)が7回0/3を投げ、6安打1失点で降板した。 二回に1死で浅村、阿部に連打でピンチを招き、フランコの犠飛で先制点を献上したが、三回以降は安定感のある投球を披露した。球数が100球に近づいた七回にはフランコ、太田を2者連続空振り三振に仕留めるなど、球の切れは衰えなかった。八回にもマウンドに上がったが、連続四球を与えて降板。2番手で登板したD6位・古田島(日本通運)が無失点で切り抜け、見事な火消しを見せた。 楽天キラーぶりを発揮した。今季は試合前時点で3戦3勝、防御率1・53と好相性。秋田・明桜高出身で、東北にもゆかりのある左腕が弘前で躍動し、自己最速を更新する154キロを計測した。