【ソフトバンク】1点を追う5回無死二塁の柳町達 走者を進めなくてもOKの理由…小久保裕紀監督語る
◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0ソフトバンク(6日・バンテリンドームナゴヤ) ソフトバンクが今季5度目の完封負けを喫して、連勝が5でストップ。交流戦同率1位だった楽天が勝利したため、首位から陥落した。パ・リーグ2位のロッテ、3位の日本ハムとも敗れたため、両チームとのゲーム差6は変わらなかった。 試合後の小久保裕紀監督は、いつも通り、落ち着いて記者の質問に答えた。以下は一問一答。 ―東浜が打球を右でん部に受けるアクシデント 「骨じゃなかったみたい。あの打球なんで、肉じゃなかったら危なかったですね。本当ドキドキした。緊急登板で石川を(2番手として)行かせて。もともと(救援投手を)8枚しか入れてなかったので、戦い的にはちょっと苦しかったですね」 ―東浜は一度マウンドに戻ったが3回で降板 「万が一そのまま投げて(状態が)悪くなるとね。来週も6連戦なんで、それを考えたら。(降板は)僕が決めた。今のところ力は入るみたいなんで、良かったです」 ―2番手の石川はハードラック 「しょうがないです。持ち球の高め真っすぐを打たれたので、そりゃもう、しょうがないです」 ―広瀬は6回1死二、三塁の二ゴロで三走が本塁憤死の好守 「ああ、あのプレー良かったですね。ええピッチャーが来たら、そんなに連打は続かないんでね。あんな守備を見せてくれたら、なかなか…打つ方はアレでしたけど、素晴らしい送球でしたね。(甲斐の)タッチプレーも(良かった)」 ―5回無死に左翼線二塁打で出塁した近藤を、三塁に進められなかった 「進めようと思ってないんでね。(6~8番打者の)3人で1点を取ってくれたら(OKだと)。9番に投手が入っていて、代打を出せないんで。別に無理くり2ストライク後にセカンドゴロを打ちにいかんでもええと。そういう話をしてるんで。(進塁打のサインが)出てない時は自分のバッティング…ということは、柳町はアッチ(左方向)にファウルを打ちながらアッチにヒットを打ちにいくバッターなんで。彼は何にも悪くないです」 ―長谷川が移籍後11試合目の初失点 「初めてじゃないですか、今シーズン。今まで点取られてなかったでしょ。そんな日もありますよ、長いシーズン」 ―7回から仲田を9番に入れた 「一応1点差やったんで。杉山がもしあそこで(走者をためて降板して)長谷川をいれなアカンようになったら、(8回も長谷川に)イニングまたぎをささんと、ピッチャーの枚数が足らんかったんで。ビハインドでね。それも考えて。セ・リーグならでは(の采配)で、そういうふうにしました」 ―交流戦首位から陥落 「まだまだあるんで」 ―中日のいい投手3枚から勝ち越した 「お互いプロでやってて、全部が全部3連勝できるわけじゃない。あしたからまた新たな3連戦になるんでね!」
報知新聞社