脳震盪で入院中のアン王女、「ゆっくりだが回復中」
先週末、自宅のあるガッドコム・パークの敷地内で事故に遭い入院しているアン王女。報道によると馬の頭か脚が当たり、脳震盪を起こしたという。救急隊員の手当てを受けたあと病院に搬送された。ケガの程度について王室は軽傷だと説明していたが、王女は一時的な記憶喪失を発症。事故の詳細が思い出せない状態だそう。
現在は夫のサー・ティモシー・ローレンスが病院でアン王女に付き添っているそう。現地時間6月26日(水)に病院から出てくるサー・ローレンスの姿を報道陣がキャッチした。レポーターに「王女の具合はどうですか?」と聞かれると「ゆっくりだが回復している。ありがとう」と回答していた。さらにレポーターが「今日退院しますか?」と聞くと「万全になったときに退院するでしょう」とコメントした。当初の発表では王女は今週中に退院して自宅に帰ると言われていた。
この入院の影響で、日本の天皇皇后両陛下を迎えての公式晩餐会も欠席することになった王女。週末に予定されていたカナダ訪問も延期すると発表されている。イギリス王室の中でも1、2を争う働き者として知られるアン王女。チャールズ国王やキャサリン皇太子妃が療養中の今、王室の公務を支える人物と言われている。元気に復帰するのを静かに待ちたい。