矢地祐介が「試合後のマイクで“福岡の皆さん”と言わないように気をつけないと」と勝利へ自信【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の前々日インタビューが2月22日、福岡市内で行われた。 現在2連勝中の矢地祐介(フリー)が「試合後のマイクで“福岡の皆さん”と言わないように気をつけないと」と勝利への自信を見せた。 矢地は当初、RIZINで2連勝中の強豪キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦の予定だったが、ギョンピョがケガで欠場となったため急きょ白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)に対戦相手が変更になった。 矢地は「とてもがっかりした。キム・ギョンピョ選手はずっと戦いたかった選手だったので、とても残念な気持ちになりました。ああいう選手にしっかり勝って“やっぱり矢地は強いな”と思わせて、みんなを黙らせることができると思っていたので、その意味では残念」と率直な感想。そして「白川選手が近々のオファーなのに受けてくれて試合が実現したのでそこには感謝しているし、試合ができる喜びをかみしめている」と感謝の言葉も。 試合は昨年6月以来、8カ月ぶりとなるのだが、この間は「対策練習より、自分自身のスキルアップに時間を費やしてきたので、その部分を試したい。結局は自分の強みをぶつけるだけなので、対戦相手が変わったくらいでは微調整はあるが、大枠は変わらない。今までやってきたことを出したいという気持ち」と語った。
白川については「ストライカー。近い距離のパンチが上手。それくらい」、試合については「僕はやることをやるだけ。自分の強みをぶつけて、打倒極すべてで制圧してフィニッシュに持っていく」との見立て。 オリジナルドキュメンタリー番組「RIZIN CONFESSIONS」での矢地の発言に白川がかみついていることについては「そもそも見当違い。戦いについて“嫌われてもいい”とは言っていない。そもそもの理解ができていないのかな。インタビュアーとのやり取りの中で、自分の最近の振る舞いに対し、私生活も含めて“嫌われてもいい”と。みんなに好かれようとして生きてきちゃった部分が多少あったので、そういう意味では最近はみんなに好かれなくてもいい。嫌いな人がいてもいいかなというように生きている、生活しているということで戦いとは全く関係のないところの話なので(笑)。よくそこをこじつけてきたというか煽ってきたなと。さすがだなと。それが彼の得意分野なんだろうから何とも言えないです。見当違いだと思う」とさらりとかわした また試合後のマイクアピールについて問われた際には「現時点では考えてない。いつもRIZINは福岡でやっているので、今回は佐賀なのに“福岡の皆さん”と言わないように気を付けないと(笑)」と勝利を約束した。