不老長寿の果物と伝わる「ムベ」収穫 高齢化が進む地域を活性化するため休耕田を利用 京都・福知山市
読売テレビ
京都府福知山市では、不老長寿の果物と伝わる「ムベ」の収穫が始まりました。 たわわに実った赤紫色の「ムベの実」。地域住民が実をはさみで切り、ひとつひとつ収穫していきます。福知山市夜久野町では、高齢化が進む地域を活性化するために、休耕田を利用して7年前から「ムベ」作りが行われています。 ゼリー状の果肉が特徴の「ムベ」は、天智天皇が健康な老夫婦から長寿の果物として出され、「むべなるかな(もっともだ)」と言ったことが名前の由来とされ、「不老長寿の果物」との言い伝えがあります。 今年は、猛暑の影響で生育が遅れていましたが、10月、天候が持ち直したことから例年通りの出来になったということです。 収穫された「ムベ」は、近くの直売所で11月中旬まで販売されるということです。