フリッツがドレイパーに競り勝ち準決勝へ、ズベレフは元チャンピオン対決でガリンに敗れる [BMWオープン/テニス]
フリッツがドレイパーに競り勝ち準決勝へ、ズベレフは元チャンピオン対決でガリンに敗れる [BMWオープン/テニス]
ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP250/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月17~23日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第6シードのジャック・ドレイパー(イギリス)に4-6 6-3 7-6(1)で逆転勝利をおさめてベスト4に進出した。 ~BMWオープンでトップシードを倒して4強入りを決めた2019年大会チャンピオンのガリン選手~ お互いに一度ずつ相手のサービスゲームを破ってセットを分け合ったあと、すべてサービスキープで進んだ第3セットのタイブレークで0-1から7ポイントを連取したフリッツが2時間15分で勝利をもぎ取った。 「今日は厳しいコンディションだった。雨がぱらつき寒くて風も強く、少し雹も降っていた。その中で僕は戦い抜いた。とてもいい姿勢で試合に臨めたし、本当に勝ちたかった。それが結果に表れたと思う」とフリッツは試合後のオンコートインタビューで語った。 フリッツは次のラウンドで、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-4 6-4で破って勝ち上がったクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦する。ふたりはともに同大会の優勝経験があり、ズベレフが2017年と18年、ガリンは2019年にタイトルを獲得していた。 そのほかの試合では第2シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が予選勝者のマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)を6-4 7-6(3)で退け4強入りを決めたが、第4シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)の試合はストルフが7-5 3-1とリードした時点で日没のため順延となった。
テニスマガジン編集部