西宮市の学童保育施設の指定管理者、サイバー攻撃でウイルス感染 個人情報流出は確認されず
西宮市は8日、学童保育の津門育成センター(津門呉羽町)と瓦木育成センター(大屋町)の指定管理者「ライクキッズ」(本社・東京)のサーバーがサイバー攻撃を受け、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染したと発表した。 【写真】さっきまで使えてたスマホ、通話音が…しない 勝手に解約されたかも 被害男性の証言 市によると、被害を受けたのは同社の本社サーバーとみられる。両育成センターを利用している児童計約250人の名前や住所など個人情報が保存されていたが、8日時点で流出は確認されず、身代金も要求されていないという。 9月30日、同社はサーバーにシステム障害が発生し、ランサムウエアによる感染を確認したため、10月1日、市に報告。現在、警察に被害を届けており、感染が疑われるサーバーやパソコン端末を休止するなどして復旧への対応を進めている。(西尾和高)