「特殊詐欺２９人逮捕のニュース見ましたか？」捜査員装う「アポ電」高齢者宅に相次ぐ〈仙台市〉
仙台放送
仙台市を拠点にした特殊詐欺のメンバーが一斉に逮捕された事件の捜査を装った不審電話が相次いでいるとして、警察が注意を呼びかけています。 １１月１４日、仙台市泉区と若林区で、いずれも８０代の女性の自宅に宮城県警の捜査員を名乗る男からそれぞれ電話がありました。 「県警が特殊詐欺で２９人を逮捕したニュースを見ていますか？」 「押収した名簿にあなたの名前がありました」 「１人暮らしですか？」 「家族の人とも話したいのですがいますか？」 県警は１１月、仙台市を拠点とした特殊詐欺グループを２９人一斉に逮捕しました。 しかし県警によりますと、今回の電話は特殊詐欺や強盗のために個人情報などを事前に聞き出そうとする「アポ電」とみられるということで、注意を呼びかけています。 県警は「電話が来ても慌てて個人情報を教えず、不審に思ったら警察に相談してほしい」としています。
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