「のと里山空港」全日空、羽田便あす再開へ 来月末まで週3日
日テレNEWS NNN
能登半島地震は26日で発生から26日目です。全日空は27日から「のと里山空港」と羽田を結ぶ便を再開します。中継です。 「のと里山空港」では27日の羽田便の再開に向け、カウンターや売店などで準備する様子が見られました。人の様子は、いまはほとんどありませんが、たびたび職員の方たちが出入りする様子が見られます。 輪島市にある「のと里山空港」は地震の影響で、滑走路に亀裂や段差が生じたり、ターミナルビルの天井が剥がれたりするなどの被害があり、運用を停止しました。 その後、応急的な復旧工事を終え、自衛隊の輸送機などが避難者や物資の輸送に利用してきました。 そして、民間機の利用も可能になり、全日空は羽田とを結ぶ便を27日、再開することにしました。 ターミナルビルでは26日も準備が進められましたが、周辺の交通状況は元に戻っておらず、心配する声も聞かれました。 売店の店員「前みたいになってもらいたいけど、想像つかない」「悲惨ですよね。営業できるのか、どうなのかと感じますよね。能登の窓口ですから(店を)開けて、みなさんに来ていただきたいと思います」 いまもカウンターのすぐ近くには、2次避難する人の待機場所が設けられているほか、上の階では自宅に戻ることが難しい人たちが身を寄せています。 全日空は、来月末までは火曜日、木曜日、土曜日の週3日、1往復の臨時運航の予定で、27日は半数ほど予約が入っているということです。 県は今後、受け入れ態勢が整えば、ボランティアの輸送などに役立つのではないかと期待を寄せています。