ヤクルト・衣笠会長が交流戦勝ち越しの高津監督の手腕を高く評価「よくやってくれている」 本社株主総会
ヤクルト本社の株主総会が19日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。総会ではスワローズへの質問や激励の声が多数上がった。 【写真】塩見とハイタッチしようとして空振りする高津監督 閉会後、取材に応じた衣笠剛球団代表取締役会長CEO兼オーナー代行(75)は、就任5年目の高津臣吾監督(55)の手腕を高く評価。リーグ5位タイながら、交流戦を9勝7敗2分けで終え、勢いに乗るチームへの期待感を示した。 「(高津監督には)まず一つ、よくやってくれているというふうに高い評価をしています。先発、抑えの田口であったり、メインになるような投手陣のけがとか調子落ちがあったかなというふうに思います。そういった中でやりくりをしながらですね、一番多いときで負け(越し)が11で、そのときにはちょっと『このままズルズルいかないように』と思っていましたけど、かなり回復してきて、これから後半戦始まりますけど、チームの動きも非常に良くなってきましたから、ぜひこの流れの中でやってほしいなと。高津監督も2年連続優勝したときに勝ち方は身をもって体験していますので、それと同じように後半戦臨んでくれたらなと思います。戦力的にも田口が戻ってきてくれたり、要所要所の投手、先発も中継ぎ、抑えも順次、回復してきていますから、そのへんは大いに期待しているところですね」 高津監督は今季が2年契約の最終年。手腕を高く評価したうえで契約に関しては「まだ白紙です。白紙というのは一応まだ途中ですし、それと同時に私の考えもありますけど、去年もそうですけど、編成の部門のいろいろな担当と話して決めていきたいと思っていますから」と説明した。