熱中症対策商品の無人販売機の利用を呼びかける三木彰さん（左）と奥山佳紀さん＝17日、嘉手納町の道の駅かでな

　花王の広告代理店であるアズウィンド（三木彰代表）と嘉手納町観光協会は17日、嘉手納町の道の駅かでなに、熱中症対策商品の無人販売機を設置した。同施設は2022年にリニューアルし、コロナ明けから来場者も増加していた。 　無人販売機では冷感タオルやシート、スプレーなど、花王の計7商品を購入できる。町観光協会の奥山佳紀事務局長によると、道の駅かでなの昨年度の来場者数は約57万人だった。周辺に水辺やドラッグストアなどもなく「快適に過ごしてもらう取り組みをしたい」と思っていたという。 　アズウィンドの三木代表によると、熱中症対策商品に特化した無人販売機は日本初。「沖縄は暑い期間が長い。観光客にも快適に過ごしてほしい」と話した。今後は学校や公共施設などへの設置も視野に入れている。 （金盛文香）