さい銭窃盗の雲仙市職員が懲戒免職「公務員としてあり得ないこと」市は全職員対象の倫理研修実施《長崎》
NIB長崎国際テレビ
諫早市の神社でさい銭を盗んだとして逮捕された雲仙市職員について、市は25日付けで懲戒免職処分としました。 雲仙市は「全職員を対象とした倫理研修などを実施する」としています。
25日付けで懲戒免職処分となったのは、雲仙市職員の金子康彦 参事補 49歳です。 雲仙市によりますと、金子参事補は今年4月と5月の2回にわたり、諫早市の神社でさい銭箱の南京錠をのこぎりで切断して現金あわせて6000円を盗みました。 先月、窃盗容疑で逮捕され今月7日、簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けています。
金子参事補は市の調査に「公務員としてあり得ないことをしてしまった」と話しているということです。 雲仙市では、4月にも職員1人が逮捕されていて金澤市長は「全職員対象の倫理研修などを実施し市民の皆様の信頼回復に全力を挙げて取り組んでいく」とコメントしています。