ソウル地下鉄の「妊婦優先座席」に年配女性…「厚かましい」と批判した妊婦になぜ逆風が吹き付けるのか
【01月21日 KOREA WAVE】ソウル地下鉄の妊婦優先座席に座った年配女性をオンラインコミュニティで非難した妊婦が逆風にさらされている。 問題の書き込みは「妊婦優先席を見たくなくて死にそうです」というタイトルの文章で、韓国のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に12日アップされた。 投稿者は「マタニティマークのバッジを見ておきながら、目をつぶって知らん顔するおばあさんたち。なぜそんな厚かましいことができるのか。頭を殴ってやりたい。罰金制度でもできますように」と書き込んだ。目をつぶっている年配女性の写真をモザイクなしで掲載するなどした。 これに対し、一部ネットユーザーは「あなたは犯罪に問われかねない」「せめて顔は隠すべきだろう」と苦言を呈した。 ソウル地下鉄の妊婦優先席は2013年、妊娠に配慮する文化を浸透させ、出産を奨励する目的で導入された。ただ義務ではなく、トラブルも散見される。 5日にも育児カフェに「6週間に一度も妊婦優先席で配慮を受けたことがない。今日も相変わらずおばあさんが座っている」という妊婦からの投稿があった。 これには「年がいくと、自分の体が大変で道徳や倫理に関心がなくなるんだろう」などのコメントがついた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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