史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング27位。対人守備最強!フランスで揉まれた右SB
時代によって選手の価値は変動するが、最も価値が高かった選手は誰なのだろうか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、各選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月22日現在
27位:酒井宏樹(現・浦和レッズ) 生年月日:1990年4月12日 最高市場価値:800万ユーロ(約11.2億円) 更新日:2018年7月16日(当時28歳) 長らく日本代表の不動の右SBを務めた酒井宏樹が、日本人歴代市場価値ランキングで27位にランクインした。 2016年夏のマルセイユ加入当時は200万ユーロ(約2.8億円)の市場価値しかなかったが、当時パリ・サンジェルマンに所属していたネイマールをはじめ、身体能力が高いWGが多くプレーしているリーグ・アンで対人守備を磨いたことで徐々に価値が上昇。日本代表がロシアワールドカップでベスト16進出を果たした直後の2018年7月には自己最高額の800万ユーロ(約11.2億円)に到達した。 マルセイユ加入から自身の価値を4倍に伸ばした酒井は、この額を新型コロナウイルスの影響で全選手がダウンとなった2020年3月までキープし続けた。市場価値を上昇・維持するためには試合に出ることが最低条件であり、日本歴代屈指の右SBはマルセイユに在籍した5シーズンの大半を主力として過ごしたことが、高い評価であり続けることができた要因だと考えられる。
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