東大生が面接の自己PRで使わない「ある一言」 企業はどんな学生がほしい?重視する要素とは
面接で自己PRをする際に、言葉選びを意識していますか。言葉選びを間違えてしまうと、面接官からあまりいい印象を持たれないことも。東大カルペ・ディエムが上梓した『東大就活』より、東大に合格した受験エリートならではの就活テクニックをご紹介します。 【図表】企業が選考で重視する要素ランキング 「東大生は、就活において『自主的』という言葉を使わない」と聞くと、みなさんはどう思いますか。 就活では、面接やエントリーシートで自分のことをプレゼンする機会が多いと思います。そしてそのために、自分の長所や強み、『自分が何に秀でている人間なのか』ということについて、きちんと説明できるように準備をする学生がほとんどでしょう。
自分の長所を伝えるうえで、「自主的」という言葉は、とても使い勝手のいい言葉です。面接官に「自分から進んで動いて、行動した人間である」という印象を持ってもらえそうな言葉だからです。 一方で、東大生は就活において「自主的」という言葉を使わないそうです。というよりも、使わないように努力している場合が多い、と言ったほうが正確かもしれません。 ■企業が選考で重視する要素 どういうことなのでしょうか。このことを説明する前に、まずは「一般社団法人 日本経済団体連合会(略して経団連)」が行ったアンケート調査を紹介させてください。
この調査の中では、「各企業が選考にあたって特に重視した点」という項目があります。 その結果を見ると、以下のようになっています。 ※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください ここから、多くの企業から強く求められているのは「コミュニケーション能力」であることがわかります。 一般常識や語学力、学業成績よりも、コミュニケーション能力が重視されているのです。当然ではありますが、仕事では、顧客や同僚、上司といった多くの他者と関わることになります。そう考えたときに、他者との意思疎通のためにもコミュニケーション力は欠かすことができないと言えます。1位にくるのも、納得感がありますね。