小池徹平、篠田麻里子との“ドS”不倫シーンが話題 『離婚しない男』は今後さらに過激化?
『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)を筆頭に『殴り愛、炎』(テレビ朝日系)、『奪い愛、高校教師』(テレビ朝日系)の「~愛」シリーズを手掛けた脚本家・鈴木おさむによる最新作『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)第1話がとんでもないインパクトとともに放送された。 【写真】首輪をつけた篠田麻里子と小池徹平の大胆なベッドシーン 妻の不倫に気づかぬフリをしながらその証拠を日々収集し、娘の親権を獲得するために意思を持って今は“離婚しない”男が、主人公で大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)だ。 そして渉の妻で悪嫁・綾香役を体当たりで演じのけているのが篠田麻里子。不倫相手は娘の心寧(磯村アメリ)がレッスンのために通う大手芸能事務所の統括マネージャー・マサト(小池徹平)という泥沼ぶり。このマサトが終始ドSっぷりを発揮し、岡谷家のことを引っ掻きまわし翻弄する。表向きは心寧のオーディションの相談のためと言って事務所の一室で綾香と2人きりになるやいなや抱き合い、焦らしながら自分がずっと主導権を握り続け、綾香を手懐ける。 張り込み時にたまたま妻の不倫現場を目撃してしまった渉は、その現場を抑えた写真や綾香とマサトのLINEのやり取りのデータを持って、離婚に強い財田法律事務所の代表弁護士・財田(水野美紀)の下を訪ねるも、敢えなく玉砕。集めた証拠が隙だらけでこれでは不倫の証明にならない上、“母性優先の原則”からも不倫の事実だけでは親権獲得の理由にはならないと取り合ってもらえない。心寧の親権獲得のために在宅ワークに切り替えキャリアも手放したのに「親権獲得のスタート地点にさえ立っていない」と一蹴されてしまう渉に、探偵の裕(佐藤大樹)が証拠集めの協力を申し出る。
ここからが本当の地獄の始まりだ。裕の追跡によって、あろうことかマサトと綾香は岡谷家の隣の部屋を借りてそこで情事を重ねていることが明らかになる。渉が家にいるか確認し、「旦那さんに聞こえるかもしれないよ」「窓に向かってもっと旦那さんに聞こえるかもしれない声でお願いしてごらん」「渉の何倍いい?」と、ついに渉の名前まで飛び出し、その存在を常に確認し意識しているマサト。マサトは綾香を思いのままに操り全能感を感じているかのようだが、元々渉のことを知っており渉への当て付けのつもりなのだろうか。マサトが心寧をスカウトしたようだが、そもそも綾香に近づいた理由の裏には渉との因縁のようなものがあるのかもしれない。 とにかく綾香の口から、態度から、渉よりマサトの方が格上だということを感じられることが彼の至高の瞬間かのようだ。渉が家にいる時間帯にその隣の部屋で綾香と抱き合い、それに渉が気が付くようにと言わんばかりに綾香の首に鈴をつけさせて窓まで開けて発声させる。「そのダメはノー・オア・イエス?」が彼の口癖で、綾香に無茶を通させ、彼女に懇願されたから自分はそれに応えたまで、というようなスタンスをとる。小池演じるマサトの挑発するような物言いや、綾香が自分の要求を断ればピシャリと閉じてしまい突き放すかのような冷酷さが本作に起伏をもたらしている。 第1話からかなり過激な不倫現場が繰り広げられたが、これ以上の展開がこれから先待ち受けているのだろうか。
佳香(かこ)