売れている理由は「安いから」だけじゃなかった! 本間ゴルフNEW「D1」ボールを1ラウンド使ってみた
新作も変わらず「コスパ最高」なボールに
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。いま、一番売れているボールと言えば本間ゴルフの「D1」じゃないでしょうか。 【写真】どれが見やすい? これが新「D1」の鮮やかすぎる5色のカラバリです 僕の周りでも使っている人がいますし、コースの池や茂みの中で見つけることも多いです。売れている一番の理由は値段の安さでしょう。
しかし、実はボールとしての完成度も悪くないと僕は思っています。そんな「D1」がニューモデルになりました。さて、どんなところが進化したのか、さっそくコースで試してみました。 「D1」といえば、プロが使うようなウレタンカバーではなく、アイオノマーカバーのツーピースボールです。このあたりは前作と変わっていません。ですから、基本的にはスピン少なめのディスタンス系ボールということになりますね。 ニューモデルは前作よりもコアのサイズを大きく、ソフトに改良した「新配合RMソフトコア」を採用。高初速で安定感のある打感を実現しているそうです。また原料には再生材を使用し、SDGsにも貢献しています。またカバーは独自配合の高耐久アイオノマーカバーを採用し、新配合RMソフトコアとの組み合わせで、さらなる飛距離アップを実現しているといいます。
デザイン的にはD1ロゴのデザインが変更されています。D1ロゴを中心に太めのラインと、細くて短めのラインがプリントされ、目標に対してセットしやすくなっています。個人的には今までの「D1」のなかでは一番スッキリとしたデザインで好きですね。僕はパットのときにラインを合わせませんが、合わせる人には使いやすそう。
前作よりもアプローチでの「食いつき感」が増加
コースでさっそく使ってみましたが、やはり打感は軟らかめでとても気持ちがいいです。かなりフェースにひっつくというか、乗るような感覚があり、重めのしっかりとした打感ですね。とても打ちごたえがあります。 弾道は高めで、ドライバーだとスピン少なめの高弾道で飛んでいくという感じです。飛距離に関してはランも含めてけっこう飛んでいると思います。 前作に比べて伸びているかは、ちょっと比較しようがないのですが、飛距離性能が高いのは間違いないですね。