「県庁では窓口業務を」現役公務員でミス・ジャパンの吉田愛「ランチは父親と同じ手作り弁当持参」で叶えた2つの夢
ミス・ジャパンのグランプリを獲得した佐賀県職員の吉田愛さん。小さい頃から憧れていたアイドルの夢と公務員を目指したきっかけとなる父親の存在についてお話を伺いました。(全2回中の2回) 【画像】「天使が舞い降りた!」赤ちゃん時代も可愛すぎる幼少期の吉田さんから大会で堂々としたパフォーマンスを披露する姿まで(全7枚)
■AKB48に憧れて ── 就職先として佐賀県庁を目指していたのはなぜですか。 吉田さん:父は今も県庁の職員として働いているのですが、その姿を見てきたことが大きいです。父が昔から「県民のため、困っている人のために働くということはやりがいがあるよ」という話をしていたのを聞いて影響された面は大きいと思います。すでに中学、高校の時には将来、公務員になろうと決めていました。
その一方で、アイドルになる夢もあったので大学ではK-POPダンスを習っていました。小学生の時にAKB48さんに憧れていたのですが、指原莉乃さんが地元の大分を盛り上げていたように、私も佐賀でそういう存在になれたらいいなと思っていたんです。公務員という現実的な夢とアイドルという2つの夢がありました。 ── 人前で活動をするという意味では2つの夢を叶えたことになりますね。 吉田さん:振り返ってみると小さい頃から地元愛が強い方だったと思います。小学校で佐賀県に関する調査があったときも、「佐賀が大好き」と答えていました。将来働くなら、佐賀に関することがいいなという思いがあったので、県職員としてもミス・ジャパンとしても佐賀のことを発信できる立場にいると感じています。
──九州のモデル事務所に所属されていたこともあったそうですね。 吉田さん:小さい頃から歌ったり踊ったりするのが大好きで、振りつけを考えて学校で友達と一緒に踊ったりするうちに、エンターテインメント業界に興味を持ちました。CMのオーディションを受けるなど、夢に向かって積極的にがんばってみた時期もありましたが、通うことができず断念し、結局事務所に所属していたのは短期間でした。その後、未練はなく、高校も大学も公務員での就職を視野に学校選びをして勉強を続けて、県職員になりました。