藤本侑里「10秒で泣いた」、劇場版「ウマ娘」初日舞台あいさつ
声優の藤本侑里らが24日、都内で劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」(山本健監督)初日舞台あいさつに出席した。 実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちが、仲間やトレーナーたちと学園生活を送りながら「トゥインクル・シリーズ」制覇を目指すストーリー。劇場版では、ジャングルポケットを主人公に据え、同世代のライバルたちと切磋琢磨(せっさたくま)していく。 公開初日のこの日の朝、ジャングルポケット役を演じた藤本は映画館で見てきたという。作品冒頭が印象的と話し、「(作品を)3回見て、冒頭10秒で泣いた」と明かした。 また映画にちなみ、今ほしいものを問われ、「コテ(ヘアアイロン)と(髪を)巻く技量」と回答。共に出席したお笑いトリオ・ジャングルポケットのおたけは元美容師。居眠りをしてクビになってしまったそうだが、藤本の発言に「毎日やりましょうか?」と提案。だが、藤本は複雑そうな表情で返し、場内は笑いに包まれた。 この日、新たに4DX・MX4D版での上映なども発表。4DX・MX4D版ではレースさながらの風や芝のにおいなどを感じながら鑑賞できるといい、藤本は「(芝のにおいを)ぜひ嗅ぎにきたい」と話した。 最後に来場者に向け、「1回では見つけられない新しい発見がある。また劇場に足を運んで」と伝え、「たくさんの人に楽しんでもらえたら」と期待を込めた。同イベントには、声優の上坂すみれ(アグネスタキオン役)、小倉唯(マンハッタンカフェ役)、福嶋晴菜(ダンツフレーム役)、徳井青空(テイエムオペラオー役)も出席した。
報知新聞社