「エンドゲーム」ルッソ兄弟がコメント

　ロバート・ダウニー・Jr.がアイアンマン役に「喜んで」復帰すると語る一方、「アベンジャーズ　エンドゲーム」などでメガホンをとったルッソ兄弟は戸惑いを見せているようだ。 　「オッペンハイマー」でアカデミー賞助演男優賞に輝いたダウニー・Jr.は、米エスクァイア誌のインタビューで、「アイアンマンは僕のDNAの一部だからね」と明言。トニー・スターク／アイアンマンとしてマーベル・シネマティック・ユニバースに「喜んで」復帰すると前向きな姿勢を見せた。 　これに対して、「アベンジャーズ　エンドゲーム」でアイアンマンの物語に終止符を打ったアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟は、GamesRadar+のインタビューで、「私には復活させる方法がわからない。そこに至る道筋が思い描けないんだ（笑）」（アンソニー）、「つまり、僕たちは物語の結末を描いたので、どうやって再開するかはスタジオ次第だろう」（ジョー）と語った。 　また、マーベル・スタジオの社長でプロデューサーのケビン・ファイギも、昨年12月にバニティ・フェア誌で、「私たちは皆、そこに至るまで何年も懸命に働いた。。魔法のようにそれを元に戻したいとは決して思いません」と、アイアンマンのカムバックを否定していた。 　米バラエティでは、マーベルの最近の興行成績が期待外れだったことを考えると、MCUの全盛期をけん引したダウニー・Jr.演じるアイアンマンの復帰は、より魅力的かもしれないと報じている。