忙しいから朝食抜きはNG!子どもにとっての朝ごはんの重要性とおすすめメニュー
朝忙しいご家庭におすすめ!簡単で栄養も摂れるおすすめ朝ごはん
朝ごはんを食べてほしいのに、なかなか食べてくれないとお悩みの保護者もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは、次のようなアイデアで少しずつ朝食をとる習慣を整えてみてください。そんなときにおすすめの朝ごはんをご紹介します。 ■バナナ 朝、なかなか時間が取れないならワンハンドなどで簡単に食べられるものを準備するのがおすすめです。バナナは、片手で食べられるうえ、エネルギーになる糖質や腸の働きを助ける食物繊維が同時に取れるため、おすすめのフルーツです。 ■フルーツグラノーラ オーツ麦や玄米といった穀物とドライフルーツを掛け合わせたフルーツグラノーラは、手軽に食べられる上に食物繊維やビタミンが豊富。カルビー株式会社と早稲田大学、愛国学園短期大学が共同で行った研究によると、小学生の朝食にグラノーラスナックを追加すると、必要な栄養を補えるだけではなく、起床・就寝時間が10分程度早くなり、排便の回数もUPするという影響が確認されました。※ ※出典:松本 侑真、佐々木 裕之、増冨 裕文、石原 克之、柴田 重信、平尾 和子、古谷 彰子(2023).小学生の朝食にグラノーラスナックを追加することによる栄養充足率の改善と睡眠・排便状況への影響
まとめ & 実践 TIPS
朝ごはんを習慣づけることは、成長期である子どもだからではなく、大人にとっても大切なこと。食育の一環として、ぜひ子どもと朝ごはんの大切さや、どんな朝ごはんであれば食べられるか? などを話しあってみるのはいかがでしょうか。 出典: 農林水産省 子どもの食育「確かめよう!自分の一日 朝がイチバン」
プロフィール 古谷彰子 愛国学園短期大学 准教授。博士(理学)。管理栄養士。早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構招聘研究員、 ChronoManage 代表など。時間栄養学の 観点から医学や栄養学、調理学など幅広 い領域の研究を行う。著書に『時間×食 事で賢い子が育つ ! 簡単・最強子育て』(幻 冬舎メディアコンサルティング)『決まった時間に起きて食べるだけ 10時間空腹リセットダイエット』(書誌情報)など。